マーケの憂い

マーケティングという仕事に関する色々な想いを書いています。

データと現実は違うもの

データの信憑性

マーケティングやセールスの世界では、システムがかなり入り込んできています。

 

日々のマーケ活動や営業活動などは、データベース化されて、チームやマネージメントに共有されーーー

 

それでもって、そこからレポートやインサイトを得て、今後の経営や営業方針などを決めてーーーー 

 

と、なっている、はず。

 

だが、時々上から落ちてくる、

「君のところの地域は、システムで見るステータスと、現実結果が全然違うんだけど」

的な質問。

 

これは、よくある「各担当がシステムのステータスを変えていない」というやつですね。

 

現実世界では、皆真面目に結果をだしているけど、システムへの入力を怠っているために起こる現象です。

 

でも、これって本当に必須ですかね。

 

 

もはや「レポートが現実と違うのは気持ち悪いから直して!!」

 

と、言っているよう。。。

 

これを何とかするためには、ステータスを上げる意味を各担当に理解させる教育が不可欠ですし、作業をなるべく簡単にする自動化の努力も必要でしょう。

 

でも、なんだかやっぱり、これやって意味あるのかって思いは消えないですねぇ。

 

忘れては行けない教訓

「データベースは、データを入れないと、機能しないんです。」

 

当たり前だけど、システムだから自動でよしなにやってくれるだろうというのは、甘い幻想ですね。

 

みんなでよってたかってステータスを更新する作業が、果たして精算的なのかは、甚だ疑問ですが。

 

そして、もう一つ忘れてはいけないことは、

 

「きれいなレポートをつくるのが目的じゃない。目的は、ビジネスのゴールを達成することだ。」

 

ということ。

 

美しいレポートも良いけど、それでビジネスが失速したら元も子もないですよね。

 

気を付けたいところです。。。